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2024.11.28

美酒爛漫も受賞多数!メディアも注目の日本酒のコンテスト特集

日本酒を味わいや用途、金額以外に、商品の首掛けやPOPに書かれた「全国新酒鑑評会金賞受賞!」、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード金賞受賞!」などのコンテストの結果で選ぶ方も、さらに、それらをキッカケに日本酒に興味を持った方も少なくないことでしょう。日本酒は他の食品よりもたくさんのコンテストや品評会があります。ここでは、日本国内外で行われる主な日本酒のコンテストや品評会についてご紹介します。

●全国新酒鑑評会

日本の中でも特に歴史のある「全国新酒鑑評会」は、100年以上も続く伝統あるコンテストです。初めての開催は1911年で、以来、多くの影響力のある日本酒を世に送り出してきました。この大会は、国の研究機関である酒類総合研究所と日本酒造組合中央会が共同で主催し、酒の品質を向上させることを目的としています。毎年4月から5月にかけて行われ、全国から約800点の新酒が出品されます。

令和3酒造年度全国新酒鑑評会 

純米大吟醸酒 百田 精米歩合40%

●ワイングラスでおいしい日本酒アワード

「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」は、品質競争以上に日本酒の需要を拡大し、文化の継承と発展を目的とするコンテストです。ワイングラスを用いることで、日本酒の香りや視覚的楽しさを感じることを重視しています。2011年から毎年実施されており、日本全国から約1,000点の出品が集まる日本国内最大規模の日本酒コンペです。

・2023、2024 メイン部門 金賞受賞(2年連続) 

純米酒「萌稲 百田仕込み」

・2024 メイン部門 金賞受賞(3年連続) 

「かおりらんまん純米吟醸酒」

   

・2024 プレミアム大吟醸部門 金賞受賞

 純米大吟醸「環稲 百田仕込み」

●インターナショナル・ワイン・チャレンジ(SAKE部門)

「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」は、1984年からロンドンで行われる世界的に影響力のあるワイン品評会です。2007年には日本酒の部門が設立され、受賞した日本酒は国際的な注目を浴びます。

・2024 純米大吟醸の部 Commended受賞

 純米大吟醸「環稲 一穂積仕込み」

●Kura Master

2017年にフランスで始まった「Kura Master」は、フランス人によって、フランス人のために開催される日本酒コンペです。審査員はヨーロッパの飲食業界のプロフェッショナルで構成されております。

・2024 大吟醸部門 金賞受賞  

限定酒「爛漫 大吟醸百田」

・2024 純米酒部門 金賞受賞

純米酒「萌稲 一穂積仕込み」

●全国燗酒コンテスト

唯一、温めた日本酒に特化した「全国燗酒コンテスト」は、2009年からスローフードジャパン・酒文化研究所によって開催されています。このコンテストは、燗酒の魅力を発信することを目指しています。

・2024 お値打ちぬる燗部門 最高金賞受賞

 「かおりらんまん 純米吟醸」

  

・2024 お値打ちぬる燗部門 金賞受賞

 純米酒「萌稲 百田仕込み」

  

・2024 お値打ち熱燗部門 金賞受賞

「本醸造」

    

・2024 お値打ち熱燗部門 金賞受賞

 「美酒パック」

   

・2024 プレミアムぬる燗部門 金賞受賞

 「みちのく吟醸 花爛漫」

●SAKE COMPETITION

「SAKE COMPETITION」は、商業用の日本酒のみを対象にした独自のコンペティションで、2012年から毎年開催されています。このコンペは、「消費者が本当に美味しい日本酒に出会えるように」という理念に基づき、出来るだけ多くの日本酒を集め、匿名でのテイスティングが行われます。

・2024 純米大吟醸部門 SILVER 受賞

 純米大吟醸「環稲 一穂積仕込み」

●シンガポール酒チャレンジ

2023年に初めてアジアで開催されたシンガポール酒チャレンジでは、東南アジア各国の認定酒ソムリエが集結し、開催各地の市場や消費者の嗜好に如何にマッチするかに重点を置き出品酒の評価を行う酒の品評会です。