目次
1. 東北清酒鑑評会とは
2. 結果発表
3. 製造技術研究会
東北清酒鑑評会は、仙台国税局鑑定官室主催で1962年から毎年秋に開催されます。令和7年11月10日に審査の結果が公表され、美酒爛漫が「吟醸酒の部」で優等賞を受賞しました。
“仙台国税局管内の清酒製造業者の製造技術及び品質の向上を図り、もって酒類業の健全な発達に資することを目的”として、仙台国税局管内の製造した清酒を令和7年9月30日~10月1日に予審、10月3日に決審の審査が行われました。37名の審査員により、「吟醸酒の部」109場120点、「純米酒の部」122場141点が審査され、令和7年11月10日に結果が発表されました。両部門ともに成績上位に「優等賞」、また優等賞のうち第1位の製造場に「最優秀賞」、第2位3位の2場には「評価員特別賞」が授与されます。
審査の結果、東北6県で「吟醸酒の部」39場40点、「純米酒の部」41場44点が優等賞に決まりました。秋田県は「吟醸酒の部」で5場5点、「純米酒の部」で4場4点の計9点が優等賞で、酒造技術が年々向上している東北の中で、今年は厳しい結果となりました。
弊社美酒爛漫は、「吟醸酒の部」に自社田栽培の精米歩合35%の「百田(ひゃくでん)」、「純米酒の部」にも自社田栽培の精米歩合40%の「百田」を出品し、「吟醸酒の部」でみごと優等賞に輝きました。秋田県の清酒品評会の結果も含めて、自社田米「百田」の優秀さと醸造技術の高さを証明することができました。
11月21日には、仙台国税局湯沢税務署長に来社していただき、京野社長と佐藤杜氏が優等賞の賞状を授与していただきました。

令和7年11月11日 秋田魁新報から


優等賞を授与していただきました
令和7年11月13日、仙台市の仙台合同庁舎で酒類製造関係者が参加できる製造技術研究会が開催されました。審査では、蔵元を明らかにしないできき酒の審査を行いますが、製造技術研究会では、全部の出品酒を蔵元名と受賞の有無を見ながらきき酒ができます。
コロナウイルス以降、自分のプラスチックカップに出品酒を注いで、きき酒する方法に変わってきました。弊社爛漫の吟醸酒(審査番号56)には優等賞の金色の首掛けが燦然と輝いていました。


清酒製造技術者 きき酒会
東北清酒鑑評会で本年度のコンテストがほぼ終了です。令和6年の冬から造った出品酒は、在庫と酒質を確認しながら1年間を通して出品していきます。
今年の美酒爛漫は、「全国新酒鑑評会」(R7.5)の金賞受賞、「山内杜氏組合自醸酒鑑評会」(R7.7)の3位山内杜氏組合OB会長賞受賞、「秋田県清酒品評会」(R7.10)の「県産米の部」と「吟醸の部」優等賞ダブル受賞、「東北清酒鑑評会」(R7.11)の「吟醸の部」優等賞受賞と、輝かしい結果を残しました。
また、市販酒のコンテストでも、「全国燗酒コンテスト」、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」、「Kura Master」、「IWC インターナショナル・ワイン・チャレンジ」、「SAKE COMPETITION」、「オリエンタル酒アワード」、「スペイン品評会」、「Australia Sake Awords」、「Tokyo酒チャレンジ2025」、「CINVE2025」などで、多くの賞を受賞して品質の高さが国内外でも認められています。
清酒が美味しい季節になりました。 ぜひ、お歳暮に、年末年始に、ご家庭で・・、美酒爛漫の受賞酒をお楽しみ下さい!